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教科書の「おまけ」

長女が小学校に上がり真新しい教科書をもらってきてから約1年後、
仕事で各社の小学校教科書を手に取る機会がありました。
自宅にある娘の教科書とは名前を書いてあげるくらいしか
接点がありませんでしたが、仕事となると四情報源をじっくり確認し、
全ページに目を通し...かなり密度の濃い時間を過ごしました。

久々に開いた教科書でびっくりしたのは、
巻末にいろいろなおまけが付いていたことです。
授業で使うであろうものから、市販のドリルによく付いてくる「がんばったね」シールのようなものまで。
私が小学生だったら、教科書が配られたら即切り取って遊んでしまい、
授業で使う頃にはどこかになくしてしまっているだろうなぁ。
今の子はどうしているんだろう? 
前もって切り取らせて、先生が管理したりするのかしら。

疑問に思ったので小学生の娘ふたりに聞いてみました。
「教科書におまけみたいなの、付いてるでしょ? あれ、どうしてるの?」
ふたりとも「おまけ? そんなの付いてないよ。」
おかしいな。娘たちが使っていた教科書にも確かについていたんだけど...。
「ほら、算数の教科書なんかについてたじゃない。切り取って使うおはじきみたいなのとかさ。」と説明すると

「あー、あれね。使わない。」

とあっけなく会話終了。

どうやら彼女たちにとって「おまけ」とはもっと魅力的なものを指すようで。
いろいろな図形を作るためのたくさんの三角形やら、教科書に書かれた電気の回路を完成させるためのシールやらは、「おまけ」という単語とは結び付かなかったようです。
そして、先に切り取ってなくしてしまうというようなこともなかったようです。
安心しつつも、ちょっと寂しい気もしました。

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