こんにちは。データ部AS・竹ノ谷です。
類語辞典を手に取ったことはあるでしょうか。
2015年のコールデコット賞(アメリカの優れた絵本に贈られる賞)次点作品にこんな「英語の絵本」があります。
Melissa Sweet(絵)
Grand Rapids(2014)
描かれているのは英語の類語辞典を作り上げたピーター・マーク・ロジェの人生。
やさしい語り口とびっしり「書き」込まれた見ごたえのある絵があっという間にことばの世界に引き込んでくれます。
若き日のロジェに限らず誰だって「この表現でいいんだろうか?」「他に何かちょうどいいことばはないだろうか?」と思うことはあるもの。
今日はことばの表現に関する本を紹介いたします。
日本語の雨の表現は種類が多いという話も時折目にしますね。
特にこの時期は毎日のように雨の降り方が気になります。今日も朝から台風の影響で雨がザーザー...。
「雨の名前」には422種類もの雨の表現が出てきます。
男梅雨、五月雨といったものから御雷様雨や愉英雨なんて雨まで。
外の様子を聞かれたときにぴったりな雨の名前を探してみましょう。
佐藤秀明(写真)
小学館(2001.6)
テレビを見ているとよく流れるグルメリポートも工夫を凝らした表現のかたまりですよね。
「おいしさの表現辞典」なら友達とご飯を食べに行ったときや家族が作ってくれたご飯を食べるときに使ってみたくなる表現がきっと見つかるはず。
淵上匠子(編)
東京堂出版(2006.8)
英語の絵本をよく読む方に、こういう本も面白いかもしれません。
クロイワカズ(画)
研究社(2007.10)
日本語訳が出ている絵本を擬音語や擬態語に注目して読み比べると新しい発見ができそうです。