明日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名標目のお知らせ」を掲載しています。
新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。
9月は4件の件名を新設しました。その中でも今日は「多胎児」をピックアップ。言葉は堅いですが、ひとりのお母さんから同時に生まれた2人以上の赤ちゃんのことです。
たとえば、このような本に「多胎児」という件名が振られました。
社会的・児童福祉的観点から、多胎児のいる家庭への支援という課題に迫っています。
気をつけたいのは、ふたごの場合だと「双生児」という件名になるということです。つまり、「多胎児」が付与されるのはみつごから。もしくは、何人かは不明な場合です。
↑こちらには「双生児」「多胎児」どちらの件名も付与されました。
私が中学生のとき、同じ学年に女の子のふたごが3組もいて、そのうち1組は本当によく似ていました。校外学習では私服がペアルックだったりして、サービス精神が良いなあ!と思ったものです。先生たちは大混乱に陥っていましたが...。