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あふげばたふとし

こんにちは。典拠 小松です。
花粉症真っ盛り、卒業とは関係なく涙が止まりません。

3月は卒業に向けてムードの高まるシーズンですね。データ部ログの雑記のテーマも「卒業ソング」とのこと。「はいはーい」と引き受けてからふと考えました。「卒業ソング」は知らなくもないけれど、自分自身の卒業のことで、思い出す曲がない...。

小学校~高校は、一貫教育でずっと同じメンバー。大学卒業時は大学院進学で卒業という気分もなく...。思えば、自分の卒業でウルっとくる機会は少なかったように思います。

そんな中、一番思い出深いのは、いささか古くて恐縮ですけれども「仰げば尊し」でした。古文の授業で、ラストの「今こそ別れめ いざさらば」の「こそ~め」が係り結びだということを知った時の衝撃。覚えのある方も多いのではないでしょうか?

小学校の卒業式で歌った覚えがあります。文語体の歌詞は、小学生には当然理解できなかったはずですが、内容がよく理解できなくても本番はみんな歌えていました。そして、今思いだそうとしてみると、ウン十年前に覚えた歌詞が、スルスルと3番まで出てくるのでした。最近は夕ご飯の内容さえ翌日にはあやふやになってしまうというのに...。恐るべし。子供の記憶力。

ところが、この定番と思われた歌も、最近はだんだん歌われなくなってきていると聞きます。

文語体が難しいからなのか、はたまた「わが師の恩」という感覚が最近の子供たちの気持ちに添わないからなのか。

理由が前者ならば、少々難しく感じても、古く美しい言葉に触れる機会は残してほしいと思いますし、後者であっても今の気持ちはどうであれ「恩」という気持ちを思い出すよすがとして歌っておいてほしいな、と思うのでした。

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