本日は週刊新刊全点案内2011号の発行日です。
掲載件数は1367件でした。
今月の表紙はこちら。
*イラストレーターコメント*
5月と言えば「緑」で日差しを浴びる足元の「春の草」と思って描き始めたのですが描いているうちに、結局、主にクローバーのイメージとなりました。
(お天気のいい休日、原っぱで大の字で寝転がるのって、最高に気持ちいい!大好きです。)(Juriさん)
*こんな本がありました*
「子どもと一緒に覚えたい道草の名前」
(momo book)
稲垣栄洋 (監修)
マイルスタッフ(2017.4)
表紙に触発されて雑草の本を選んでみました。
紹介されている全ての植物が綺麗なボタニカルアートで描かれている、見て楽しい本です。
子どもの頃、庭に勝手に生えていた、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ネジバナ、カラスノエンドウ。雑草とはいっても、青紫、濃いピンクなど綺麗な色の花は、おままごとに、観賞用に重宝でした。目を離すと園芸命だった祖母に引っこ抜かれてしまっていた、あの花たちの記憶がよみがえります。
ネジバナは今回初めて名前を知りました。見た目のままの名前です。これは私の近くでは割合珍しくて「ネジネジ」とか「ソフトクリーム」と呼んで珍重していました。
花が印象的な植物のほかにも、理科の実験で使ったヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡だそうで、私はなんとなくワインのイメージで洋酒と思いこんでいました)や、下校途中友達とこっそりくっつけあって遊んだオナモミ(絶滅しそうだなんてびっくり)など懐かしい植物が紹介されています。