表紙にひかれて
本日は「週刊新刊全点案内」2090号の発行日です。
掲載件数は1360件でした。
*こんな本がありました*
「あしながおじさん」
ジーン・ウェブスター(作) 谷川俊太郎(訳) 安野光雅(絵)
朝日出版社(2018.12)
谷川俊太郎さん訳、安野光雅さん絵の「あしながおじさん」。
6月に刊行された「赤毛のアン」(岸田衿子さん訳)に続いて、名作児童文学に安野さんが挿絵を付けられたものです。
総ルビなので小学生から読むことができますが、絵の雰囲気からしても、どちらかというと大人が懐かしく読み返す本なのかなと思います。親子で、または祖父母&孫で一緒に読むのもすてきなかんじです。
...と、もっともらしく書いてしまったのですが、実はワタクシ「あしながおじさん」を読んだことがありません。
何度か読んでみようと思ったことはあるのですが、ストーリーのネタバレを知ってしまい(まぁたいていの方はご存知だと思いますが...)今ひとつ乗り気になれず。あとなんとなく主人公のジュディのおしゃまな感じが気恥ずかしかったりして。
こんなに有名作品なのに。
いや、有名だからこそ、もしかして同じような方多いでしょうか?
安野さんの挿絵の効果か、この本はそんな読み逃し組にも手に取りやすい雰囲気があります。お正月にのんびり読んでみようかなぁ。