こんにちは!今回もADEAC冬の公開情報と題して、今週・来週の月曜の2回に分けて新情報をお届けしていきます。
今週は昨年11月以降に新しくADEACに加わった2つの機関をご紹介します。
◇『寒川文書館/三枝惣治氏マッチラベルコレクション』(2018年12月1日)
神奈川県寒川町に在住していた三枝惣治氏のマッチラベルコレクションを閲覧できます。
かつて生活必需品であったマッチのラベルは広告媒体として、様々な店舗や商品のPRに使われていました。そんなマッチラベルを全国から収集した同氏のコレクションは約6,500枚に及びます。
現在、コレクションの中から神奈川県の資料2,370点がADEAC上で公開されています。フリーワード検索のほか、都道府県、業種、収集年の各項目での掛け合わせ検索をご利用いただけます。
どの店のマッチラベルも色とりどりで個性があって、一度見始めると止まりません。
◇『酒田市立図書館/光丘文庫デジタルアーカイブ』(2018年12月3日)
山形県の酒田市立光丘文庫が所蔵する21万点を越える資料のうち、視覚的に鑑賞できるものを中心にデジタル化しました。サムネイルに「翻刻あり」と表示された資料では、崩し字とその翻刻を比べながらご覧いただけます。
また、昭和63年発行の「酒田市史年表」もデジタル化して掲載しています。年別・キーワード別に年表項目を表示できるほか、関連する資料がある場合はすぐに閲覧できるよう項目内にリンクが作成されています。
交易による繁栄、豪商たちの活躍、文人との関わりなど、文化的な魅力に富んだ酒田の歴史を思う存分味わえます。
来週は前回の更新から資料が追加・更新された機関をご紹介します。