今月の雑記のテーマは「寒い寒い体験」です。
このテーマ、困りました。
冬よりも夏の方が好きだし、ウインタースポーツは苦手だし、寒い体験はしたことがありません。
雪は嫌いではありません。
生まれも育ちも関東南部なもので、たまに雪が降ると子どもと一緒にはしゃいでしまいます。
でも雪が大量にある冬山へは、行きたいと思ったことはないのです。
なんとなく、原因は子どもの頃に見たあの映画にあるような気がするのです。
それは、「八甲田山」。
「幸福の黄色いハンカチ」を見てすっかり高倉健に魅了された小学生の私は、たまたまテレビで放映されていた「八甲田山」にチャンネルを合わせました。
高倉健が出ているという理由だけで。
まぁ怖かったこと。
気が狂って、極寒の八甲田山で着ている服をすべて脱いでしまった兵隊の姿が。
テレビで見ても怖かった「八甲田山」を、姉は小学生の頃に映画館で見たそうです。
戦争映画好きな父に連れられ、学校で配られた割引券を手に、夏休みに見に行ったそう。
さぞかし怖かったろうと思いましたが、彼女にとっては映画本編よりも上映前に流れた「ハウス」の予告編のほうがトラウマだとのこと。