身近なあのこ
本日は「週刊新刊全点案内」2114号の発行日です。
掲載件数は1050件でした。
*こんな本がありました*
「まっくろけまっしろけ」
マックス・アマート(さく・え)いけもとなおみ(やく)
潮出版社(2019.5)
文房具。いつも身近にあるものたち。
データ部は特に文房具をよく使う部署かと思うのですが、
あまりに身近すぎるためか、気に留めることは少ないような...。
そんなとき目にしたこの本。
黒くするのがだいすきな鉛筆と、白くするのがだいすきな消しゴム。
果たして仲良くできるのか?...という絵本です。
鉛筆と消しゴムに顔が書かれたデザインの表紙。
なんだかほほえましく、ふと子供のころを思い出しました。
削って小さくなった鉛筆に妙に愛着が湧いたり。
新品の真っ白な消しゴムが黒ずんでしまうのがなんだか惜しくて、
なるべく汚れないように字を消そうと努力してみたり。
特別な出来事ではなくても、
文房具に関して思い出すことは色々とあるものです。
この絵本のように顔を書いた覚えこそないものの、
大切な存在だったことは確かです。
絵本を目にすると、
時折こうして幼少期の思い出がよみがえることがあります。
たまには絵本を読んでみるのも良いかもしれません。