子どもの本をさがすには②
こんにちは、ぶー子です。
「子どもの本をさがすには」の第2回です。先週に続いて「学習件名」について紹介します。
「1p以上の記述があれば採用」そして「最大99件まで付与できる」という学習件名の特長にくわしく迫ります!
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前回、学習件名が子どもたちの本探しにどのように役立つかをご紹介しました。では、実際にMARCではどのようになっているのかをお見せします。
08001385 「ホタルの歌」
学習件名 641$B01 ほたる
学習件名ヨミ 641$A01 ホタル
641$C01 0
あれ? 1p以上の記載があれば入力するって言っていたのに、学習件名が1件しか入っていないの?
そうなんです。主題が1件だけという本もあるので、必ずしもたくさんの件名がつくわけではないのです。
ではこんなのはどうでしょう?
05055022 「夢をそだてるみんなの仕事101」
学習件名 641$B01 職業
学習件名ヨミ 641$A01 ショクギョウ
641$C01 0
学習件名 641$B02 花屋
学習件名ヨミ 641$A02 ハナヤ
641$C02 2-7
学習件名 641$B03 料理人
学習件名ヨミ 641$A03 リョウリニン
641$C03 8-13
学習件名 641$B04 パティシエ
学習件名ヨミ 641$A04 パティシエ
641$C04 8-13
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学習件名 641$B99 政治家
学習件名ヨミ 641$A99 セイジカ
641$C99 264-267
学習件名は99件まで付与できます。この本にはなんと99件の学習件名が付与されています。
学習件名の下の方に「0」とか「264」とかの数字が入っていますが、これが何の数字だかおわかりになりますか?
これは、その学習件名が出現した「開始ページ」、つまり何ページからその記述があるかをあらわしたものです。ページが「0」というのは、図書全体のテーマだということになります。
2008年1月のTタイプでのご提供と同時に、ページ付の採用の方法を変更しました。それまでは、開始ページのみを採用していましたが、2008年1月からは終了ページも入力。したがって、そのテーマについて、どの程度触れられているのかがわかるようになりました。
図書館で「どちらの本を借りようか...」と迷ったときには、ページ数の多寡が参考になります。
2回にわたり学習件名についてご紹介してきました。
子どものための件名...とはいっても、使い方によっては大人にも十分役立つことと思います。ぜひご活用ください。
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そうかぁ、「ぶたの本」といっても、濃淡があるのね。
ページ数でしっかりチェックしなくちゃ!