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土俵の中の審判員?

本日は「週刊新刊全点案内」2181号の発行日です。
掲載件数は1037件でした。


*こんな本がありました*

「大相撲行司の松翁と四本柱の四色」

根間弘海(著)
専修大学出版局(2020.10)

まず表紙の相撲絵が気になった。
明治期の菱川春宣筆なるもの。
あれ?四隅に控える審判員が土俵の中にちょっと入っちゃってますよ?

裏表紙の相撲絵も気になった。
野天での興行、江戸時代のものだろうか?
やっぱり審判員が座布団もろとも半分くらい土俵の中に入り込んでる!

そしてタイトル。
「大相撲行司の松翁と四本柱の四色」
大相撲の行事と言えばご存じ、木村庄之助と式守伊之助。松翁って誰だろう?現在の大相撲の土俵からはなくなってしまった柱、その昔は色付きだった?

続いて著者の根間弘海氏(専修大学名誉教授)。
本職の専門は英語音声学。趣味は相撲(特に行司)。
え!趣味でここまで専門的な本が書けてしまうの!?

もともとは裸足だった行司が、草履、足袋を履く過程(地位としての足袋)など、興味が湧きます。一歩踏み込んで相撲を知りたくなりました。

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