10月の雑記テーマは「思い出の1枚~美術編~」です。
こどものころ、毎年楽しみに観ていたテレビ番組がありました。
ヴァチカンにあるシスティーナ礼拝堂の、天井・壁面のフレスコ画の修復の様子を紹介したドキュメンタリー番組です。
1984年から2004年までの文化の日に、日本テレビ系列で放送されていました。
1980年から行われたシスティーナ礼拝堂のこの修復は、近年では一番の大規模なもので、1999年の12月に完了します。
私が観ていたのは、たぶん前半のほう。緻密な作業と、鮮やかな色に蘇ったフレスコ画の美しさに、感動していました。
当時はただひたすら「すごい」「きれい」としか思っていませんでしたが、修復作業とその結果については、現在でも賛否両論があるようですね。
「大人になったら絶対にシスティーナ礼拝堂を見に行こう」とも思っていたのですが、もうずいぶんな大人になった今も、まだ行けていません。
徳島県の大塚国際美術館には、陶板画で再現されたシスティーナ礼拝堂があるそうなので、そちらにも行ってみたいです。