11月の雑記テーマは「わたしの新人時代」その2です。
入社してすぐの配属は、今とは部署名が異なるものの、現在の図書館蔵書にほぼ近い部署でした。
入社したての頃で、印象に残っているのは、カード納品の準備でした。
当時はMARCでの納品ではなく、目録カード(当時のカードがないので写真でお見せできないのですが、「日本目録規則」新版予備版のp88に載っているようなものです)での納品の図書館様が、それなりにあり、受注があると、該当図書のカードを準備していました。
カードボックスにMARC No.順にカードが入っていて、そこにカードが複数枚数あれば、そこからご注文冊数分のカードを抜きとり、足りなければ、元版のカードをコピーする、という作業です。
早くカードを集める、というわけではないのですが、「カード抜き大会」といっている新人もいました。
また、MARCがないものは、ペン(ボールペンではなく、決められたペンがありました)で手書きのカードを書いたこともありました。
入社してから何か月かたってからですが、ある大学図書館様の入力原稿作成と背ラベル貼りもしていました。その図書館様独自のフォーマットの原稿用紙に目録や分類を記入して、先輩にチェックしていただいた後、背ラベル作成と背ラベル貼りも行ったのですが、図書記号が日本著者記号表に基づく図書館(たとえば、Sh13やN71)で、背ラベルが英文タイプで打つ、という仕様だったため、英文タイプに慣れることができました。
他にも、土曜日に図書館に出張した等、いろいろなことを経験させていただいた気がします。