2022年からTRC MARCが変わりました!②
TRC MARC/Tタイプは、2022年1月から『日本目録規則NCR』の最新版(2018年版)に対応して、新しいデータ項目のご提供を開始しています。
今回は、その中の「メディア化タイトル」についてご紹介します。
ドラマ化や映画化された際に、原作本と異なるタイトルが付けられることがあります。
そうした場合に原作本を検索するためには、これまではインターネットなどで情報を調べる必要がありました。
2022年からは「メディア化タイトル」の項目を新設し、ドラマ化・映画化された際のタイトルをMARCに収載して提供します。
ドラマ・映画のタイトルから原作本を直接検索できるようになります。
例えば、同じ作品がドラマ化と映画化されて、それぞれにタイトルが違っていた場合も、MARCでは両方入れているので、どちらでも検索できます。
浅原ナオト(著)
KADOKAWA(2018.2)
メディア化タイトル 腐女子、うっかりゲイに告る(←ドラマのメディア化タイトル)
メディア化タイトル 彼女が好きなものは(←映画のメディア化タイトル)
最近どんな作品が映画化されたりドラマ化されたりしているのか知りたいときには、月に一回『週刊新刊全点案内』に同封している「今月のおすすめNEWS」に、「ドラマ化情報」「映画化情報」として掲載しています。
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