推しが尊い
今日は「週刊新刊全点案内」2244号の発行日です。
掲載件数は1074件でした。
今月の表紙はこちら。
空気が澄んでキーンと冷えた早朝の
雪景色です。
森に向かって通りかかったキツネの姿はもうそこにはありません。
そんな感じでしょうか!
(イラストレーターJuriさん)
*こんな本がありました*
「推しが尊い」
ほんの数年前なら全く意味がわからない言葉だったと思いますが、「推し」という、応援したり憧れたりする対象を指す言葉も、それを崇める「尊い」という言葉もかなり浸透してきました。
しかし、「推し」に対する行き過ぎた愛情ゆえに、ファンの行動やファン同士の関係でトラブルが起こりがちなのも事実です。
「清く楽しく美しい推し活」
河西邦剛 松下真由美(著)
東京法令出版(2022.2)
こちらの本は、出待ちやチケット転売、画像アップ、SNSでのコメントなど、推しのための活動、略して「推し活」をする上で、法的にアウトな行動をシビアに教えてくれます。
「みんながやっているから」とか「今までこうしてきたから」という理由でうやむやなままになっていたことも、実は法に触れる場合もあるということをしっかり意識して「推し活」に励みたいものですね。
小説ではこんな本も話題になりました。
「推し、燃ゆ」
宇佐見りん(著)
河出書房新社(2020.9)