今月の雑記のテーマは「役に立った本」です。
「電柱鳥類学 スズメはどこに止まってる?」
(岩波科学ライブラリー)
「電線には、大きく分けて電気を通す「電力線」と、通信(電話、インターネット、ケーブルテレビ)に関わる「通信線」とがあります。
電力線は高電圧で危険なので、地上から高いところに通さなければいけません。通信線は、電力線に比べて安全なので、低いところに配置できます。」
...そうなの? 知りませんでした。
それくらい電柱に無関心だった私ですが、動物は大好き。
そういえば電力会社勤務の姪が「鳥の営巣処理が大変」とか言ってたな、と思って読んだのがこの本です。
どんな鳥が電線にとまるのか、電線のどのあたりにとまるのか、といった鳥に関する疑問のほか、基本的な電柱の仕組みについても解説してくれています。
おかげで電線にとまっている鳥や「碍子」「腕金」などを探す楽しみができました。