今日は「週刊新刊全点案内」2250号の発行日です。
掲載件数は1362件でした。
*こんな本がありました*
2022年はサッカーワールドカップの年です。
11月からカタールで行われる今回の大会、放映権の獲得なども話題になっていますね。
「競争闘争理論 サッカーは「競う」べきか「闘う」べきか?」
著者はアルゼンチンで南米サッカー連盟最高指導者ライセンスを取得された方です。
日本人がいかにサッカーを誤って解釈しているか。
「競う」スポーツと「闘う」スポーツとを比較し、サッカーが「闘うスポーツ」であることを明らかにします。
サッカーに関する本でもう1冊。
「敗北のスポーツ学 セカンドキャリアに苦悩するアスリートの構造的問題と解決策」
大学サッカーで二度の日本一を経験し、25歳で引退した元Jリーガー。
「勝利しても幸せになれなかった」という著者が、勝敗を超えたところにあるスポーツの意味について考えます。
印象的なのは、どちらの方もサッカーを嫌いだったり、嫌いになったりして、一度サッカーから離れていること。
試合で見える部分以外の、選手たちにしかわからないことを知ることができます。