明日発行の『週刊新刊全点案内』は、巻頭に「新設件名のお知らせ」を掲載しています。新設件名は、TRC MARCで件名標目を新たに採用したものという意味で用いていますので、NDLSHから採用したものも含まれています。
2022年3月の新設は2件でした。
そのひとつが「オープンデータ」です。
JapanKnowledgeデジタル大辞泉には「インターネットなどを通じて誰でも自由に入手し、利用・再配布できるデータの総称。ふつう政府・自治体・研究機関・企業などが公開する統計資料・文献資料・科学的研究資料を指し、図画や動画などのデジタルコンテンツも含む。」とありました。
個人的になんとなく"公的機関が" "統計などを"公開しているイメージがありましたが、一企業がその企業らしいデータを公開していることもあります。
例えば、"TRCが" "書誌情報を"。
以前本ブログでもご案内しましたが、TRCでは2017年8月より、日本国内で刊行された新刊流通図書の書誌情報を公開しています。(掲載期間は4週間です。)この書誌情報は、営利・非営利を問わず、利用手続きなしでご自由にご利用いただけます。詳細は下記のページをご覧ください。
TRCホームページ TRC新刊図書オープンデータ
https://www.trc.co.jp/trc_opendata/index.html
本データ部ログのトップページにもリンクが貼られています。ぜひご活用ください。