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食肉目の魅力

本日は週刊新刊全点案内2279号の発行日です。
掲載件数は961件でした。


*こんな本がありました*

「知られざる食肉目動物の多様な世界 東欧と日本」

増田隆一 金子弥生(編著)
中西出版(2022.9)


オオカミ、キンイロジャッカル、ヨーロッパヤマネコ、テン、ヒグマ、アナグマ、キツネ等、ブルガリアと日本の研究者たちの10年以上にわたる共同研究の成果を紹介した一冊です。
ブルガリアはヨーロッパとアジアの生態系の接点であるため、食肉目動物の種類が多く、食肉目動物同士で生態的地位を巡る競合が起こっている可能性が高いのだそう。

食肉目はネコ型亜目とイヌ型亜目に大きく分けられるそうで、その系統樹をみると系列がいろいろあります。マヌルネコやスナネコはイエネコ系列なのですね。

コラムでは「ジャッカルという動物,その起源,人とのかかわり」「においってどう採取するのか?」、さらには「なぜ研究者になろうと思ったのか?何が楽しいのか?」といったなかなかおもしろいエピソードも読めます。

食肉目に限りませんが、以前、National Geographic誌を講読していて、動物の生態を興味深く見たり読んだりしていました。まだ家に保管していますので、ちょっと引っ張り出して読み返してみようと思います。

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