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ADEAC2023春の公開情報その1

みなさまこんにちは、AS入江です。

今年も1月から3月末までの年度末の時期にいくつものデジタルアーカイブが新たに公開・更新されました。今日と次の月曜日の2回に分けていくつかの機関をピックアップしてご紹介します。
今回は3月に新規公開された5つの機関をご紹介します。

◇『河内長野市立図書館/デジタルアーカイブ』(令和5年3月1日新規公開)
河内長野市は大阪府の東南に位置する自治体です。市内各地に残された古代~近世にかけての文書や、絵図地図・仏画・瓦版など多様な資料が公開されています。
その中でも絵図・地図12点については、現在の地図と重ねて表示させることができ、描かれた場所がどの地点にあたるのか確認できます。

◇『阪南市/阪南市文化財デジタルアーカイブ』(令和5年3月27日新規公開)
阪南市も大阪府南部に位置する自治体です。このデジタルアーカイブでは阪南市の個性を形成する各種産業等の歴史をたどれる文化遺産を公開しています。
ほかにも、市内各所で撮影された写真を地図から探せる「現代地図で見るいまむかし」や、国登録有形文化財(建造物)成子家住宅の一部を自由に動き回れる3Dパノラマビュー等のコンテンツも公開されています。

◇『軽井沢町/軽井沢町立図書館デジタルアーカイブ』(令和5年3月31日新規公開)
140年余りにわたり国際的な保健休養地として発展してきた軽井沢町の歴史を伝えるデジタルアーカイブです。
歴史書・写真・地図など資料の種類から見たい資料を探すこともできれば、「浅間山」「避暑地 別荘文化」「スポーツ」といったテーマを手掛かりにすることもできます。
さらに、エリアや時代から絞り込むことができるので、軽井沢について何か調べたい、もっと知りたいという方にはとても頼りになるサイトです。

◇『品川区/しながわデジタルアーカイブ』(令和5年3月31日新規公開)
東京都の品川区立図書館が所蔵する地域資料を中心に、デジタル化した資料画像を公開しています。
区史や旧町村史をはじめとする品川区の刊行物や、品川区の歴史・伝統を伝える映像資料・浮世絵などをご覧いただけます。
広報紙や地域ニュースの非常に充実したバックナンバー、過去の統計や住居表示新旧対照表などの行政関連資料もご利用いただけるので、品川区について広く深く知るためにご活用いただけます。

◇『那珂川市図書館/那珂川市デジタルアーカイブ』(令和5年3月31日新規公開)
福岡県西部に位置する那珂川市のデジタルアーカイブです。
この地で医師・芸術家として活躍した松口月城氏の関連資料や、市内で出土した考古資料、神楽面等の民俗資料をご覧いただけます。
神楽面等には3Dデータのあるコンテンツも含まれているので、ぐりぐりと動かして様々な角度からご覧ください。

今回のご紹介は以上です。次回は4月に入ってからの公開機関をメインにご紹介します。

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