知力・体力・時の運
本日は「週刊新刊全点案内」2303号の発行日です。
掲載件数は1168件でした。
*こんな本がありました*
最近、小川哲の「君のクイズ」という本が話題になりましたが、いつの世代でも、そのときどきにブームとなったクイズ番組があるものです。
「クイズ用語辞典」
三木智隆ほか(著)
朝日新聞出版(2023.4)
てっきりタイトルから、クイズに出題されそうな問題集的な本かと思ったのですが、クイズにまつわる様々な知識が詰まった用語集でした。
「伊沢拓司」「カズレーザー」などの今どきの人物から、「イントロクイズ」「7〇3×」などクイズならではの用語、「クイズダービー」「カルトQ」といった懐かしの番組も取り上げられています。三択の女王・竹下景子とか、はらたいらさんに3000点とか...最近の子は知らないんでしょうね。
わたしにとって思い出深いのは、「高校生クイズ」です。最近はやり方がいろいろ変わっているようですが、わたしの世代だと3人1組で応募して、「知力・体力・時の運」で戦うというのが定番でした。
何を隠そう、わたしもこれに参加しようと友人たちと応募していたのですが...なんと、一人がバスの遅延で待ち合わせ場所に来なくて、断念したという。
当時はまだ携帯電話もポケベルもなかった時代です。待ち合わせに失敗すると、連絡を取る手段が何もないのでした。
いまだに忘れられない、ほろ苦い思い出です。