ウイルスを抱いて
今日は「週刊新刊全点案内」2307号の発行日です。
掲載件数は1238件でした。
*こんな本がありました*
「コウモリはウイルスを抱いて空を翔ぶ」
新田剛(著)
ブックマン社(2023.5)
夏の夕暮れに空で奇妙な方向にはたためく小さな鳥?大きな虫?つい目で追ってしまう動きの生き物といえばコウモリ。ここ数年家の窓枠が休憩場所とされているようで何度か鉢合わせています。朝起きて窓を開ける際に朝寝中の彼?彼女?に窓を当て、つぶらな瞳と上向きの鼻が目の前に表れた時には眠気がいっきに吹き飛びました。コウモリに効くという薬剤を撒いてみてもあまり効き目はなく、そろそろ出てくるなと憂鬱なこの頃です...。
そんなコウモリは感染症を運ぶ生き物として有名です。
最近ニュースで見る感染症の分類表に出てくる、あの病気もこの病気もウイルスをコウモリが運んでいるというのは病気の恐ろしさと共に伝えられています。
コウモリはなぜウイルスを運べるのか。免疫学にそのヒントがあるそうです。医学ではなく生物学の視点から解いた免疫学の本です。