ADEAC2023夏の公開情報その1
今回と再来週月曜の2回で、デジタルアーカイブシステムADEACで今年の5月以降に公開・更新された機関についてご紹介します。
今回は8月に公開された新規機関とリニューアル機関を取りあげます。
◇『越谷市/越谷市デジタルアーカイブ』(8月1日新規公開)
埼玉県越谷市に関する資料を探して閲覧・活用できる大規模なデジタルアーカイブが公開されました。
越谷市史とその関連資料のテキスト・刊本画像や、市内の古地図・絵図、写真、歴史的建築物のパノラマ画像など、多様な資料をご覧いただけます。
市が発行してきた各分野の行政資料を「環境」「教育」「歴史・文化」といった分類から探して閲覧することも可能です。
公開されている資料には1点ごとに明確な利用条件が設定されていて、条件に従うことで気軽に二次利用していただくことが可能です。
操作方法やデジタルアーカイブ紹介動画をまとめた再生リストがYoutube上で公開されているので、ぜひこちらもご覧ください。
◇『豊島区/としまひすとりぃ』(8月31日リニューアル公開)
以前から定期的に更新されてきた「としまひすとりぃ」が、今回大きくリニューアルされて使いやすいトップページになりました!
様々な切り口や豊富な種類の資料から東京都豊島区について学ぶことができます。
今回の更新の目玉は、なんといっても「平成ひすとりぃ」(豊島区史の平成期通史編)第1章・第2章の公開です。
「平成ひすとりぃ」は紙で刊行された既存資料をデジタル化して掲載したものではなく、デジタル環境に合わせて新たに編さんされた自治体史です。最新の研究成果を生かして平成期の豊島区の動きを振り返っています。
現在は第1章・第2章が公開されていて、今後順次残りの章も公開されていきますのでお楽しみに!
今回ご紹介する機関は以上です。
来週は資料が追加公開された機関についてご紹介します。