本場のお酒
本日は「週刊新刊全点案内」2323号の発行日です。
掲載件数は1016件でした。
*こんな本がありました*
「黄酒入門 紹興酒をはじめ中国地酒を約120種 製法・味の特徴・ペアリングまで」
門倉 郷史(著) 今井 亮(料理協力)
誠文堂新光社(2023.9)
日本でもよく見かける紹興酒。喉がかっとが熱くなりますが、疲労回復や消化を助ける機能があり、アミノ酸を多く含むことで悪酔いもしにくいのだとか。
そんな紹興酒も、中国浙江省紹興市で生まれたお酒という意味の原産地の呼称であり、「黄酒」という中国地酒のグループに入ります。中国各地で造られている穀物醸造酒全般を指し、中国最古の酒ともいわれる黄酒。中国酒探究家の著者がその味わい深い世界を紹介します。
日本でも流通している特徴的な黄酒や、中国国内で人気の黄酒(日本未流通)、黄酒に合うペアリング料理など、「ガチ中華」ブームで注目を集めるお酒がわかる一冊です。