はじめてのおつかい
1月の雑記のテーマは「好きなパン」です。
パンといって思い出すのが、自分の(自分の子どもじゃなくて自分の!もうウン十年もむかしむかしのお話です。)初めて1人で行ったおつかいのことです。家から徒歩3分くらいのところにパン屋さん...チェーン店ではなく、家族経営していそうな、「ベーカリー」という名前はついているけどほんとに住宅街の中にあるパン屋さん...があって、そこにおつかいに行きました。
休日のお昼にパンを、ということで、家族全員に何のパンがいいかのインタビューから始めました。父はカレーパンとアンパン、母はチョココロネ、祖母はポテトサラダサンド、姉は焼きそばパン...それぞれの好みのパンが書かれたメモと渡されたお金を手に、大冒険気分で出かけたことを覚えています。(当時の家族の選んだパンを鮮明に思い出せるのは、初めてのおつかい以降も何度もおつかいに行き、インタビューするたびに毎回同じパンをリクエストされてたせいですね、多分。)自分が食べたいパンは、その場で決めることができるのがおつかいに行く者の特権。
時は流れ、現在。自転車で10分くらいはかかるけど、お気に入りのパン屋さんを見つけ、休日のお昼に当時と同じようなことをやっています。パパはカレーパンとソーセージパン、長男はチョココロネとクロワッサン、次男はメロンパンとクリームパン、そして欠かせないのが、全員が大好きな揚げたてのカツサンド!(カツサンドの出来上がる時間に合わせて買いに行きます。)自分が食べたいパンをその場で決めているのも、むかしと同じです。
想い出の中にも、今も、いつもある美味しいパン。今度買いに行くときにはどんなパンを食べようかな。