アンコンシャス・バイアス
本日は「週刊新刊全点案内」2366号の発行日です。
掲載件数は664件でした。
*こんな本がありました*
「それって決めつけじゃない!?アンコンシャス・バイアス 1巻 男子なら虫がさわれる!?ほか」
松島恵利子(文)北村英哉(監修)
のはらあこ(マンガ・イラスト)
のはらあこ(マンガ・イラスト)
汐文社(2024.7)
アンコンシャス・バイアスとは、無意識の決めつけや思い込みのこと。
こちらの本では、身近な出来事を例にアンコンシャス・バイアスについてわかりやすく紹介しています。
1巻の目次を見てみますと
「男子は虫が好き。本当にそうかな?」
「動物が苦手な人は冷たい。本当にそうかな?」
「大阪の人はおもしろい。本当にそうかな?」
といったものが並んでいました。
うーん...どれもそういったイメージで語られる(語られた・語っていた)ことはあるかもなぁ...と思ってしまいます。
印象的だったのは、アンコンシャス・バイアスは他人に対してだけではなく「自分に対して」のものもあるということ。
「自分にはできない」と思いこんで可能性を狭めていないか?という問いにハッとさせられる方も多いのではないでしょうか。
児童書ですが、経験を積んだ大人が読んでも多くの気づきがありそうです。