ADEAC2024秋の公開情報その1
早いもので2024年度ももう半分が過ぎ、10月の秋らしい天気になってきました。
本日と10/21(月)の2回に分けて、今年上半期にADEACで公開・更新されたデジタルアーカイブについてご紹介します。
今回は新規公開された機関を取り上げます。
◇『長野市/長野市デジタルミュージアム ながの好奇心の森』(4月27日新規公開)
特徴的なオープニングムービーが流れるこのサイトでは、長野市の文化遺産を豊かな森にたとえ、散策するような感覚で素敵な資料や文化財に出会えるつくりになっています。
長野市を代表する9つのテーマから気になるものを探したり、訪れた人の知的好奇心を刺激する学びの種・デザインの泉といった、工夫を凝らしたコンテンツが目白押しです。
資料の多様さもさることながら、静止画・動画・3D・パノラマなど、扱っているデータも多岐にわたります。
長野市について詳しく学びたい方はもちろん、何か面白いものに出会いたいという方はぜひこのサイトを訪れてみてください!
◇『我孫子市民図書館/あびこデジタル郷土資料』(10月1日新規公開)
千葉県北西部に位置する我孫子市のデジタルアーカイブです。
我孫子市のシンボルともいえる手賀沼について学べる学習図鑑「ふるさと手賀沼」や、手賀沼とその流域の生態系や歴史・文化、環境問題等様々なテーマについてのデジタル教材が公開されていて、我孫子市と手賀沼について学ぶのにうってつけのサイトです。
「我孫子市史」や関連する郷土資料、地図資料や文化財報告書などもそろっています。
さらに、全国の小・中学生、高校生から募集したオリジナルの童話や小説の入賞作品を本にしたメルヘン文庫(我孫子市在住の作家・古登正子(ことしょうこ)さんの寄付をもとに誕生)や、手賀沼のほとりに集った文化人ゆかりの資料などもご覧いただけます。
どちらのデジタルアーカイブも非常に充実しているので、秋の夜長にお楽しみください。