新幹線用プレイリスト
11月の雑記のテーマは「音楽のこと」です。
昨年からほぼ月に一度、親の様子を見るために帰省していますが、実家のある大阪への移動には主に東海道新幹線を利用しています。
乗り物酔いしやすい体質の私は、スマホを見続けたり本を読み続けたりすると気分が悪くなってしまうので、音楽を楽しみながら、下を向かずに過ごすのが負担のかからないベターな姿勢のようです。
使っているのは縦6.0 × 横5.5cmのデジタルオーディオプレーヤー。平日の通勤電車で使用しているのと同じものですが、新幹線移動では長時間利用になるので、耳が疲れにくい形状のイヤホンと組み合わせて、音質は悪からず良すぎず、ほどほどな感じに調整して使っています。
新幹線に乗るとき用の曲は疾走感のあるものを選んでいます。いつもより速く走ってくれてるような気がするので。(そんなことはあるまいに...)
あるいは、ヴォーカル曲の場合はメロディアスでコーラスがたっぷり入っているものとか。
帰省の日程が決まると1,2曲くらい新たに曲を購入し既存の曲とともに、きっちりプレイリストを作成します。
曲の終わりと次の曲の始まりに違和感があるとそれが気になり、よけいに気分が悪くなることもあるためなのですが、いま使っているプレーヤーは、プレイリストをカンタンに作成できるので気に入っています。
車窓の風景を眺めながら聴いていると、例えば、キラキラしたイメージの曲のときに浜名湖の湖面に陽の光が反射しているのが見えたり、名古屋駅に停止するときにちょうど曲がぴったり終わったり、冬の米原駅付近で急に吹雪いてきたときにリズミカルな速い曲がかかったりするときには、やったね!と気合いが入ります。(その気合いは何の役にも立ちませんが...)
特別なのは復路の夜、東京駅に到着する直前。
光いっぱいの景色が流れていくなかで好きな音楽を聴きながら、そして降車準備をしながら「あー、戻ってきたよ、お疲れさまー」と自分で自分をねぎらって。
そんな時は、アカペラや単旋律で始まり、ヴォーカルやコーラスの厚みが徐々に増していって、終盤まさにこれでフィナーレです的な構成の曲が、自分専用のオススメ曲となっています。