江戸好一代女
本日は「週刊新刊全点案内」2384号の発行日です。
掲載件数は1107件でした。
今月の表紙はこちら。
*イラストレーターコメント*
クリスマスリースのイメージです。
あちらのお宅にも、このお家でも、お隣さんも
ドアにクリスマスリースが掛かり始めると
クリスマス気分も盛り上がって来ます!
各お宅のツリーを見る事は出来ないけれど
ドアのリースは、みんなにクリスマス気分を運んでくれて楽しくなります!
(Juri)
*こんな本がありました*
大河ドラマの主人公が決まると、それに関連する本が大量に出版されるのは毎年のことですが、今回もご多分に漏れず、蔦屋重三郎関連の本がたくさん出ています。2384号では7冊ありました。
大学時代に江戸の文学を専攻していたのですが、当時、近世文学は学生にまっっったく人気がなく、参考文献も少なくて、指導教授も研究休暇?とかで不在で、卒論に四苦八苦した思い出があります。
今になってこれだけいろんな本が出ていると、当時にもっと欲しかった...!と切実に思います。
「マンガでやさしくわかる江戸の娯楽本」
こちらは蔦屋重三郎関連ではありませんが、江戸時代の文学を網羅的に取り上げています。
有名どころでは、つい最近映画にもなった「南総里見八犬伝」や、怪談「雨月物語」などがありますが、それ以外にも、うどんとそばがなぜか戦う「うどんそば化物大江山」、鬼を退治したあとの桃太郎を描く「桃太郎後日噺」など、江戸文学のふざけた一面を知ることができて面白いです。
ぜひ、江戸文学の魅力にはまってください!