ADEAC2025冬の公開情報その2
年度末が近づき、ADEACの新規・追加公開ラッシュが続く時期がやってきました。
今回は前回の記事以降に新規公開・リニューアルされた機関をご紹介します。
◇『秋田県/図書館・公文書館・文学資料館デジタルアーカイブ』(1月30日新規公開)
秋田県立図書館、秋田県公文書館、あきた文学資料館が所蔵する貴重な資料を公開するデジタルアーカイブです。カテゴリー別の資料検索から様々な貴重資料をご覧いただけるほか、秋田県関係の雑誌記事、秋田魁新報記事見出し検索等の充実した索引をご利用いただけます。
◇『筑西市立図書館/筑西市デジタルアーカイブ』(1月31日リニューアル公開)
茨城県筑西市のデジタルアーカイブがリニューアルされました。美術工芸や地域資料などのカテゴリ別に資料を探せるようになっています。
また、令和7年3月に誕生20周年を迎えることから、スペシャルコンテンツ「筑西市誕生20周年記念 特別展示」のページが追加されました。筑西市の歩みに関する資料を収集し、デジタル化・公開するプロジェクトで、今後さらに拡充されていきます。
◇『新発田市/新発田市デジタルアーカイブ』(2月1日追加公開)
新潟県新発田市のデジタルアーカイブで、これまでにも公開されていた越後の国郡絵図を様々な角度から楽しめるコンテンツ「越後国絵図に親しむ」が追加公開されました。
「『正保越後国絵図』を読み解く」では絵図に描かれた七郡の色分けや、御蔵入地、11の大名・旗本領、寺社領が区分されて、区域ごとの村を確認できます。
また、それぞれの村の名前や石高といった情報の翻刻分が原図の上に重ね表示されるので、江戸時代の絵図を簡単に読み解くことができます。
「国絵図から広がる越後の景観」では、正保・元禄・天保の各年代の絵図から、関連する名所・史跡・資料の情報にリンクしています。当時の越後の情景を巡れるコンテンツです。
今回の紹介は以上です。年度末に向けて新しい機関が次々に公開していくので、ぜひお楽しみに!