今月の雑記のテーマは「アート本」です。
昨年、個人的にかなりショックだったのが、イラストレーターのいのまたむつみさんが亡くなられたことでした。
中学時代に「宇宙皇子」という歴史伝奇小説にハマっていたのですが、この小説のイラストを描いていたのがいのまたむつみさんでした。
ストーリーの面白さもさることながら、とにかくイラストが美しい!
同じようにハマっていた友人たちと、「このイラストがいい!」とかきゃあきゃあ言いながら読んでいました。
そしてほどなく、「宇宙皇子」のイラスト集が発売されたのですが、中学生にとってはなかなかのお値段...。何日も悩んだ末に思い切って購入して、「やっぱり買ってよかった!」と感動したのを、今でも鮮明に覚えています。
最近は「場所をとる」という理由で、画集はおろか紙の本もほとんど買わなくなってしまいました。
ですが、やはり画集やイラスト集は、PC上の画像ではなく手に取って見た方が感動もひとしおなので、今後電子書籍化が進んでも、アート本だけは紙で生き残っていくような気がします。
「Sanctuary いのまたむつみ画業40周年記念画集」
こちらは最後の画集。やっぱり好き...