新年度も始まり、フレッシュな気分になったところで、改めてデータ部のお仕事を紹介したいと思います!
データ部では、毎日約200冊の新刊図書のMARCを作成しています。
書店発売の数日前に取次会社から入荷する、実際に流通する図書を使ってデータを構築しているのです。
作業の流れはこんな感じです。
「新刊目録」班でMARCナンバーを付与→「写真」班で書影を撮影→「分類・件名」班で分類と件名を付与→「典拠」班で典拠ファイルを作成→「内容・目次」班で内容細目ファイルや目次ファイルを作成→「内容紹介」班で内容紹介を作成→「新刊目録」班に戻ってMARCの基本情報を入力→完成!
それぞれのお仕事を簡単に説明しますと...。
① 写真班
データ部内にある暗室の中で、1冊1冊手作業で表紙を撮影し、MARCに結び付ける作業を行っています。撮影して終わりではなく、より綺麗に新刊案内に掲載できるよう、細かく修正を行っています。
② 分類・件名班
1冊ずつ中身を確認し、日本十進分類法(NDC)に則り分類記号を与えています。キーワードで主題を表す件名や、児童の調べものを助ける学習件名もここで付与しています。検索の助けとなるジャンルや、利用対象なども分類・件名班の担当です。
③ 典拠班
誰がその図書を書いたのか、著者の情報を典拠ファイルとして作成・管理・維持しています。著者の同定には正確性が求められるので、参考資料やデータベースを使って、丁寧に調査して作成しています。
各部署の詳しい説明は「TRC MARCpedia Vol.1」をご覧ください。
続きは5/16(金)に!