本日は「週刊新刊全点案内」2405号の発行日です。
掲載件数は1255件でした。
今月の表紙はこちら。
カーネーションのイメージです。
5月の第二日曜は、母の日!(今年は5月11日)
最近は、色とりどり、花びらの形も色々なカーネーションを生花店で見かけます。
けれど母の日には
やっぱり、赤いカーネーションが1番!?
「ありがとうの」気持ちを込めて
大輪の赤い カーネーションを一輪!
(Juri)
*こんな本がありました*
「心臓とこころ 文化と科学が明かす「ハート」の歴史」
「こころを痛める」「心惹かれる」「こころを込めて...」「こころの病」「心苦しい」「こころの底から」「本心で」...。
日常生活のなかで、私たちは「こころ」というものを普通に存在するものとして扱っているし、実際、「こころが痛い」ときには息が詰まるような、心臓のあたりがキューっと絞られるようなそんな感覚さえ味わうことがあります。だから、「こころなんてものは存在しなくて、そこにあるのは心臓というただの臓器」「実際に考えて、感じているのは脳」なんて言われても、なんだか釈然としない、いや、やっぱりこころってあるんじゃないの?と思ってきました。第一、日本語だとこころには「心」っていう心臓の心の漢字を使うし。英語だと心臓もこころもheartだし。
そのこころと心臓、そして脳の関係を、心臓専門医の著者が、古代の神秘的な心臓の扱い方から最新の科学が解き明かす心臓と脳の関係まで徹底的に解き明かしたのがこの本。これを読めばきっと、こころとは何かがわかるに違いありません。さらっと読めそうな本ではありませんが、「こころゆくまで」ゆっくりと読みふけり、こころにまつわるモヤモヤがすっきりすることを「心待ち」にしたいと思います。