ホーム
6月の雑記のテーマは「図書館の思い出」です。
図書館、と聞いてまず思い浮かぶのは、やはり幼稚園の頃から20年ほど過ごした地元の図書館です。
仮に小3から高3まで、月1で通っていたと考えても優に100回は超えているわけですね。(なんとなく少なく見積もりましたが、返却期限である2週間で「返して・借りて」を繰り返していたと思われるので、実際はもっとだと思います。おそらく。)
小・中・高と主戦場が変わっていくなかで、通い続けたのは、図書館と習い事の先生の家くらいではないでしょうか。
初めて一人で行った時に返却方法がわからずドキドキしたこと。クラスメイトに出くわし、さりげなく手に持っている本を隠しながら会話したこと。慣れ親しんだ場所に高校の制服を着ていくのがなんだか気恥ずかしかったこと。思い出すのはそんな小さなエピソードばかりです。
それから...
小さい頃、一緒に行った母が本を探すために「検索の機械」(それをOPACと呼ぶと知るのはずっとあとのこと)を操作しているのを見て「自分もやりたい!」と思ったことも覚えています。
当時、検索中の画面には、おじいさんが本棚をまわって探してくれるアニメーションが表示されていました。
あの、いかにも「図書館にある本すべての所在を把握していそうな」おじいさん、好きだったのですが、ある日を境にいなくなってしまいまして...ちょっと寂しかったです。
先日ちょうど地元に行く機会があったので、図書館にも行ってみました。
入った瞬間、「うわぁ!これ!!」と感じる、私の知っている図書館のにおい。
いつの間にかセルフ貸出機が置かれているなど、変わっているところもありましたが、根っこは変わらず。
これからも私のホームだと勝手に思わせていただきます。