抜け出せないパンのある日々
7月のテーマは「パンのおとも」です。
塩パン、米粉パンなど、素朴な味わいのパンがすきですが、お気に入りは某お店のムーという食パンで、バターの風味がゆたかでサイズもほどよく、あまりのおいしさに買って帰ったそばから生のままつまみぐいしてすぐなくなるので、あれば大抵ふたつ買います。
固いバゲットは苦手でしたが、小ぶりのやわらかいバゲットに一時はまり、バターをうすく塗って、明太チューブを一面に塗り、粉チーズをかけてトーストすると、こんなに長いバゲットが?と驚くくらい、あっという間になくなります。ひとくちサイズがおつまみにもちょうどいい♪オイルサーディンもときどき載せます。
塩気に満足するとつぎは甘いものを摂りたくなります。宇治金時バターをいまはもっぱら日々の朝食やおやつにしています。抹茶ではなく、宇治金時のそれもバターなので、抹茶の苦みはまったくなく、細かな小豆も含まれていて甘いおかしのようで、パン以外にクラッカーやビスケット、何にでもつけがち。カロリーがおそろしいですが。
アヒージョもすきなので、こちらもやはりパンはかかせません。具材は何でも放り込んで簡単に作れるので、海鮮やキノコ類、あまっている野菜をまとめて鍋にどっさり詰めてオリーブオイルと味付けは具材から染み出してくるに任せ、さきほどのバゲットを浸して食べると、煮込む前は嵩があった野菜なども一気に消費されます。
食卓にパンがあるとなんとなく日々気持ちがあがり、手軽に機嫌よく過ごせる気がします。