本日は「週刊新刊全点案内」2417号の発行日です。
掲載件数は947件でした。
今月の表紙はこちら。
8月、お盆休み、田舎への帰省!
で、お盆に供える
茄子、きゅうり & 割り箸でこしらえる
精霊馬のイメージです。
きゅうりが馬で茄子が牛。
眺めていると、なるほどそう見えて来て
なんとも微笑ましい気持ちになります。
(Juri)
*こんな本がありました*
「 せとうち建築 海の道が紡いだ暮らしと建物 」
(味なたてもの探訪)
「味なたてもの探訪」シリーズの最新作は、瀬戸内海をぐるっと囲む岡山・広島・香川・愛媛の建物を取り上げた「せとうち建築」です。
多島海、盛んな海の交通、温暖な気候...。せとうちのイメージといえば、こんな感じでしょうか。そんな地域の特色・歴史・文化が建築にどのような影響を与えたのか。この本では10軒の建物、大庄屋の邸宅から町中の時計店、重要文化財になった県庁舎まで、さまざま取り上げられています。
倉敷にあるのは、明治時代の紡績工場をリノベーションした複合施設。いまデニムでも有名な倉敷は、江戸時代から綿花栽培が盛んだったことから紡績業が発展したという歴史があるそう。なるほど。
各建物の紹介ページには、竣工年や設計者、構造といった基本情報のほか、見取り図や歴史年表、建物の構成ポイントなども紹介されています。その建物をよく知っている人へのインタビューも。
この本片手に建物めぐりをしたら、とても充実した時間を過ごせそうだと思いました。