イスカンダルと天文学
9月の雑記テーマは「星」です。
幼いころ、よく一番星を探して夕暮れ時の空を見上げていたことを思い出しますが、そんな無邪気なふるまいもとうにしなくなりました。
ほかに「星」と聞いて目に浮かぶものといえば、アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」シリーズの、広大な宇宙空間の映像でしょうか。
このシリーズを追いかけて何年か経ちますが、文系の私は、物語の舞台である宇宙をあくまでファンタジー空間として捉えておりました。
ところがつい先日、OPACで関連書籍を検索した際に発見し、これは!と思い借りてきたのがこの本です。
「宇宙戦艦ヤマト2199でわかる天文学 イスカンダルへの航海で明かされる宇宙のしくみ」
半田利弘(著)
誠文堂新光社(2014.12)
アニメの科学考証を担当した著者が、作中に登場する実在の天体や理論から、架空の星や技術までも天文学的に解説した本、のようです。
まだ本文を読めていないのですが、アニメのカットや図が豊富で、高校の地学基礎の内容すら覚えているかどうか...な私でも読みやすそうです。
これを読めば、より一層深く世界観に浸ることができるのでは!とわくわくしております。
普段は専ら小説と漫画ばかり読んでおりますが、好きなものをきっかけにしていろいろな本を手に取ってみるのもいいなあと感じました。