じゃりじゃり
本日は「週刊新刊全点案内」2436号の発行日です。
掲載件数は1051件でした。
*こんな本がありました*
「東と西の出合いカステラ文化史 カステラ本家福砂屋創業四〇〇周年記念誌」岡美穂子(ほか著)
長崎文献社(2025.9)
表紙に見覚えのあるコウモリマーク、タイトルにカステラの文字。
思わず「あッ福砂屋だ!」と口に出しそうになりました。
(データ部は静かなので気を付けないと...)
長崎の老舗、カステラ本家福砂屋さんの創業は寛永元(1624)年!
創業400周年を記念して作った本だそうです。
カステラの歩みと社史がギュっと詰まっていました。
実家にいた頃は12月に入ると楽しみがありました。
父が忘年会のたびにお土産を頂いて帰ってくるのです。
その中で一番の楽しみは福砂屋さんのカステラ。
濃い黄色地、ザラメのジャリジャリ感、幅広でずっしりしたカステラ。
それが2本、桐箱入り。
最初は両腕で抱きかかえないと持てなかったものですが、あの重さを感じるときは至福の時でした。
実を申すと先月もここのカステラは食べたのですが
400周年を寿ぐために今月も食べようと思います、
いろいろな事情で桐箱クラスはもう無理ですけど。