こういうものがあるのです
2月のはじまりとともに、あの季節もはじまりました。
そうです、花粉のシーズンです。今朝鏡を見たら、目が真っ赤でびっくりしました。
しばらく目薬が手放せなくなりそうです...。
さて、ここからがきょうの本題。
たとえば、吉田茂さんの本を検索しようとして、バカヤロー解散で有名な元首相と、歴史作家と、クリエーティブディレクターと、歯学が専門の大学教授の本が一度に表示されてしまい困った、ということがありませんでしょうか。
ヨミガナでしか検索できない場合はもっと大変です。
吉田繁さんも吉田滋さんもみなヨシダシゲル。
膨大な件数のMARCが検索されてしまいます。
いや、わたしが欲しい情報は、このヨシダシゲルさんの本なのよ。
そういう時、図書館にはとても有効なシステムがあるのです。
本の著者を管理するシステム。それは「人名典拠ファイル」なるものによって行われています。
一般には耳慣れない「人名典拠ファイル」。これはTRC MARCとともにTRCの重要な商品のひとつです。
この「人名典拠ファイル」について、これからときどきご紹介していこうと思います。たぶん毎週月曜日に。
ちなみに冒頭の吉田茂さん、TRCの人名典拠ファイル上では、同姓同名の人が11人もいます。
企画記事:人名典拠