この本の読者は…
~分類・件名作業 その3~
前回、分類・件名付与作業について紹介しました。
「分類/件名」メンバーが付与するのは他にもあります。
一つは利用対象(想定される読者対象)。
幼児(幼児:0~5歳,0~2歳,3~5歳などの区切りで細分化)、小学生(小学生全般,小学1~2年生,3~4年生,5~6年生)、中学生、高校生、教員、一般、大学生及び大学院生、医療従事者、特定の職業の実務家、研究者など15種類を付与します。
利用対象は内容をみて付与しますが、図書に表示があればそれを参考にしています。
児童書・絵本には利用対象がはっきり記載されていることが多いです。
☆裏表紙に利用対象が記載されている絵本例☆
写真の絵本の場合、利用対象「3~5歳;小学1~2年生」と付与しました。
また利用対象以外にも、ジャンル、資料形式などを同時に付与しています。どちらも図書の内容をよりわかりやすくするために必要なものです。(詳しい説明はまた別の機会に…)