TRC MARCの分類は日本十進分類法(NDC)〔新訂9版,8版〕に従って付与しています。
そのため、「分類/件名」メンバーは必ず一人一セット以上、自分だけのNDCを持っており、日々活用しています。
分類作業に役立つよう、TRC分類の内規的なメモを書き込みしてしまうことも。
分類/件名メンバーとしてキャリアが浅い私のNDCはまだキレイなままですが、ベテランメンバーのNDCは相当使い込まれた感じになってます…。
毎日、開いたり、閉じたり、書き込んだり。
個人的には、そのメンバーのキャリアの分、NDCが活用されてきたことが感じられ、いい味だしているなあと、尊敬の念を込めて、先輩のNDCを眺めるのでした。
今後、このブログ上で分類のことを、詳しく紹介していくことが度々あると思いますが、興味がある方はご一緒にNDC(新訂9版の方)を確認してみてください。
NDCは持ってないよ、という方。
お近くの図書館には必ず置いてあるはずですよ。
NDCは「本表編」と「一般補助表・相関索引編」の2冊組です。
NDC「本表編」の解説部分も読んでおくと、分類の理解度UP間違いなし!です。
すぐに確認したいんだよね、という方。
詳しいことはNDC現物をみたほうがいいのですが、NDCの区分表などは
ネットで公開しているところも多いです。例:『CyberLibrarian』日本十進分類法(NDC)9版 -2次区分表-
以前私が大学の図書館司書課程で分類について勉強したときは、「図書分類の実務とその基礎」等の本を大いに参考にしましたが、実際やってみないと身につかないところも多く、分類付与というのはなかなか難しいものです。
分類の説明については、分類作業をしたことがない方にも理解していただけるよう、できるだけわかりやすい記述をこころがけますね!