今日はデータ部メンバーについて紹介。
昨年4月に入社した若手社員、「新刊目録」部署の永倉にインタビューしてみます。
社交的で、いつも笑顔が素敵な彼女ですが、さて、どんな経緯でデータ部メンバーとなり、現在の仕事をしているのでしょうか。
■なぜこの会社に入ろうと思ったのですか?
永倉(以下Nと略):
大学では図書館情報学を専攻していたので、専攻を活かせる図書館業界で働きたいとずっと思っていたんです。
TRCは図書館業務の支援(サポート)をしているユニークな会社ということで、普段から大学の講義でよくその名前を耳にしていましたから、その存在は身近に感じていました。
ですから新聞広告で社員募集を知った時は、チャンスだ!と。
より良い図書館をつくるために是非ここで働いてみたいなと思いました。
■図書館が好きだったんですね。
N:そうですね。小さな頃から公共図書館はよく利用していましたし。
大学に進学してからは図書館の持つ高いレファレンス機能に魅力を感じるようになりました。
■現在の業務は何をしていますか?
N:毎日、日本国内では約300点の新刊書が刊行されているのですが、その本が全て新刊部署にやってくるんです。
もう、ひたすらこれらの図書の目録作成ですよ。
書店に並ぶ前の本を実際に手にとってデータを作成するのですが、普段は手にとることもないような本に出会えるので、非常に面白いです。
■目録作成作業の感想は?
N:作業を始めて、1年と3ヵ月経ちましたが、日々、まだまだだなあと思い知らされます。
昨今、出版業界では本の出版点数が増加していると言われていますが、それと同時に様々なタイプの本が出版されるようになりましたよね。タイトルやサブタイトルの採り方一つとっても、マニュアル通りに作成できるような単純なつくりの本ばかりではなくなってきている、と感じます。
目録作成は奥が深い…。
ですが、図書館で働く皆さん、また図書館を利用する皆さんの検索に役立つ目録を作成するため、毎日頑張っています!
■どのようなところが大変ですか?
N:長時間パソコン画面を見続けているので、それはそれは眼が疲れます…。
目薬はかかせません。たまに眼を休めないともたないですねー。
■毎日毎日、目録作成…ズバリ、飽きませんか?
N:飽きます! なんて。
実は、業務は目録作成だけではないんです。図書館の皆さんにご案内している「週刊新刊全点案内」という雑誌のゲラの校正もしています。他にも様々な仕事があるので、飽きるという感覚はないですね。
永倉、お仕事がんばっているようです。
明日はインタビューの後半記事をUPします。