第8回データ部ログ志木研修レポート。装備が終わった後の本の話です。
装備工場で装備が終わった本は、フィルムコート(図書館の本には大抵張ってあるあの透明なフィルムの事です)がかけられて、各図書館に向けて旅立って行きます。
そして、各図書館で配架され、利用者の方の手に渡る…というのが通常の流れです。
しかし、これでは終わらない事もあります。たとえば送った本が届いていないとか、どこかで本に傷が付いてしまっていたとかいう場合です。
こういった場合にお客さまからの問い合わせを一手にお受けしているのが「お客さま係」の人たち。データ部が「MARC作成のスペシャリスト集団」だとすれば、お客さま係は「TRCのゼネラリスト集団」。
豊富な知識と経験を駆使して、問い合わせを手際良く解決していきます。
これらの問い合わせ対応まで含めて、ようやく本を無事に納品できたといえるのです。
本も無事に図書館まで届き、データ部ログ志木研修レポートもいよいよ明日で最終回。最後に、研修を受けてきた片田と永倉が、データ部から見た志木ブックナリーについて述べてみようと思います。