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仕様書に仕様が無いなんていうしようがない事はありません。

第7回データ部ログ志木研修レポート。タイトルは内容に一切関係ないよう。あっ!帰らないで!

今日は仕様書係についてです。
第5回で少し出てきましたが、TRCでは各図書館の装備の方法について「仕様書」というものを作って管理しています。各図書館によって請求記号の取り方やラベルを貼る位置等は違うので、これがないと忘れてしまったり、混ざってしまったり...大変なことになってしまいます。

仕様書の中身は、
作業項目:どういう作業が必要な図書館なのか等、全体的なことをまず確認。
請求記号スペック:背ラベルに書かれているのが請求記号。請求記号は別置記号、分類、図書記号、巻冊記号の4つから成り立っており、図書の配架場所を示しています。「会社年鑑 1996下巻」(日本経済新聞社 1995年刊)

会社年鑑 1996

日本経済新聞社 (N/A)
この本は現在お取り扱いできません。
だとこんな感じ。

20070627.JPG

これら請求記号も各図書館によって違うので、TRC MARCからこの請求記号を作るための決まりがここで決められます。例えば...TRC MARCのNDC9版が913.6なら分類をFにするだとか、普段は9版を使っているけど小説と作品論が同じなのはいやなので、8版が910.268の場合だけ8版を分類にする等。この請求記号もTRC MARCから作られているということは...日々MARCを作成している片田のミスが最悪の場合(厳重なチェック体制がとられているのでほぼ無いといえますが)図書館の配架に影響を与えてしまう!と一人でドキドキしていました。
各図書館の装備方法:どんな色・形の背ラベル・バーコードを使うのか、また、それを貼る位置についてや、付録はどうする云々。
etc.etc...

070627-1.jpg


こんなにたくさんの事を確認しながら、日々作成・管理しています。
明日は志木でのの動き、つまりこの研修レポート来の流れに立ち返って、装備された後のはどうなったのかお伝えします。

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