きょうのデータ部☆(7/9)
様々な言語の語学辞書。
目録入力の際に利用することがあります。
例えば、以前に入力したこちらの本。
見本を手にした瞬間、私は固まりました。
画像だと見えにくくなっていますが、日本語タイトルと一緒に「 Операция Рабочая лощадь…」という外国語文字がずらずらと並んでいるのです。
おそらくロシア文字のようですが、意味までは分かりません。
もし、このロシア語がタイトルと同等の意味であれば並列タイトルとして採用しますが、異なる意味であればタイトル関連情報、つまりサブタイトルとして採用します。※
これはどっちなのだろう…。
英語とフランス語なら少し(本当に、少し)かじったことがあるのですが、ロシア語は……。
さて、こんな時に頼りになるのが語学辞書たち。
さっそく露和辞典を引いて調べてみると、どうやら日本語タイトルと同じ意味のようです。
ということは「 Операция …」は並列タイトルで採ればよいのですね。解決!
ほかに「翻訳書の原書の原タイトル/言語」「翻訳にあたって使用したテキストの原タイトル/言語」の項目を入力するときなどにも、語学辞書が役に立ちます。(こちらの記事参照)
※並列タイトルとするものの範囲も細かく決められています。
「奥付もしくは背を含む情報源の2ケ所以上に併記されている」「外国語の本文がある」「本タイトルがカタカナ形の表示である」等々といった条件のうち、いずれかを満たしていなければ並列タイトルとして採用しません。