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錬金術から何を連想するか

先週末は暑かったですね。今週末はどうなのでしょうか…?さて、季節感のない7月木曜日の雑念。2回目です。

1578号掲載のデータ作成用見本の中にこんな本がありました。(この記事をアップした時点ではまだ本屋さんにはないかもしれません。)

大槻 真一郎

ガイアブックス(2008.7)
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この本は辞書的な意味での「錬金術」を扱ったものだったのですが、この本を手に取ったときに「錬金術」が筆者の中で反応して、「錬金術といいつつ、また投資関係の本か…」などと思ってしまいました。

が、筆者のこの連想は的を射ているのか的外れなのか。
かなり大雑把にですが調べてみました。


今回「錬金術」という単語に反応したのでまずタイトルに「錬金術」を含むものを調べてみると340件ありました。

この中で「投資関係」に該当しそうなものを検索するために、検索キーにNDC9版が3類(蛇足ながら社会科学。経済、財政などを含む1次区分です。多分338の金融・銀行・信託でよいのでしょうが、347の公債・国債とかもあったら嫌なので(無知なるがゆえの偏見かもですが)1次区分の3類で検索しました。)であることを加えてみると56件該当。大体16%くらいのようです。
ふむ…意外と少ないですね。つまり、筆者の連想は間違っていたようです。

では「錬金術」を冠した本で一番多いのはどんな本なのでしょう?NDCの1次区分別で見てみると、98件でなんと7類(芸術・美術)が該当。どうもこれは漫画(726)、テレビゲーム(798.5)、競馬(788.5)等の総力を結集した結果のよう。
とはいうものの、漫画、テレビゲーム関連以外の本はこの内10件しかなかったので、実質は漫画+テレビゲームといえそうです。

ふむふむ…「錬金術」という名を冠した本を目にしたら、今後は「○の錬金術師」や「○□△のアトリエ」などを連想するのが正しいあり方なのだな。などとしょうもない納得をしたのでありました。

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