先々週に続き、父の完全独力による目録の紹介第2弾です。
この目録、てっきり目録のための目録、目の前の本たちを記録したいから作ったのだとばかり思い込んでいたのですが、実は「その先」がありました。
どーん。
目録を使っての貸し出しシステム(?)です。VBAでできています。
学籍番号を入力すると、氏名と内線番号が、
4桁の図書登録番号を入力すると、図書名が呼び出されます。
図書登録番号は、頭2桁が刊行年、下2桁が通番で、
目録上で1クリックで取得できるようになっています。
頭2桁をMARC作成年にしているTRC MARC No.と、
ここの考え方は似ています。
エクセルシートにこんな風に記録されました。
返却と延長の処理もできるようです。
要は、昔ながらの貸し出しノートをエクセルにしたような感じでしょうか。
父には、図書の貸し出し記録も個人情報だから、重々管理に気をつけたほうが良いよ等伝えました。
私はどちらかというと父に似て、没入癖のあるマイペースなのですが、仕事以外の時間にこんなマメなことはとてもとてもできません。900冊の本をためつすがめつし、ルールを決めながら目録化してしまった父に完敗、そして、人をそんな誘惑に駆り立てる本の魔力に乾杯です。