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ゆく年くる年・件名篇

今年も残すところ1週間となりました。
このブログも明日が年内最終更新となります。
早いですねぇ。なんだか年ごとに1年の感覚が短くなっていくような(それは歳のせい…か?)

データ部はここ2週間ほど新刊の入荷冊数が多くて静かに殺気立っていたのですが、さすがにそれも落ち着いてきました。やっと余裕がでてきたので、卓上カレンダーを入れ替えながら、今年はこんなこともあったなぁと思い出してみたり。

そうして今年をふりかえるついでに、この1年でどんな件名を新設したんだっけ?と見直してみました。するとどうも、いくつかのチームに分れるような…。
(注:以下件名の後ろの( )内は、どこから採用した件名かを表しています。(N)は国立国会図書館件名標目表を参考に採用。(T)はTRC独自で採用したものです。)

たとえば「フェアトレード(N)」「社会起業家(T)」「社会的企業(N)」「持続可能な開発(N)」「コンパクトシティ(T)」。少し前なら何だそれは??と思ったような言葉たちですが、ここ数年で定着してきた感がありますね。「社会起業家」などはテレビでよく特集されますし、「フェアトレード」の商品をあつかうお店も増えてきました。こちらは“新しい価値観チーム”とでも申しましょうか。

続いて、「災害医療(T)」「事業継続管理(N)」「犯罪収益移転防止法(T)」「クレジットデリバティブ(N)」。こちらはかなりシビアなかんじ。名づけるなら“リスク対策チーム”でしょうか。街のあちこちで見かけるようになった「AED(N)」も一種のリスク対策と言えるかもしれません。

それから今年目立って多かったのが、来年からはじまる裁判員制度についての本。「裁判員制度」という件名は2004年からあるのですが、裁判つながりで「傍聴(N)」という件名を新設しました。ちょっと今更?という感もありますが…(すみません)。いつか裁判員に選ばれるかもしれないと考えると、実際の裁判を傍聴して勉強しておくべきかもしれませんね。

さて来年はどんな件名を新設することになるでしょうか。
できればほっこり幸せな気分になれる件名を作りたいものですが…でもそんな件名ってあるのかしら…?

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