新刊目録 大谷です。
その生き物との出会いは、11月送品予定「ベル案内」を見ていた時です。
「ハダカデバネズミ」というオソロしいようなフザケたような名前のネズミがいるらしい。「岩波科学ライブラリー」は、何かとお堅いイメージで知られる岩波書店が刊行する科学シリーズ。既刊には、昨年ノーベル物理学賞を受賞されたあの益川敏英先生の著書もあります。決してフザケた本ではなさそう。動物ネタが気になる自分としては、これは必見…と、発売を心待ちにしていました。
注:以下ネズミが苦手な方はご注意ください
本に載っている写真を見ると…一見、あまりカワイくは、ないです…。ネズミですし…。
しかし、そのユニークなルックスと暮らしぶりで、動物園でひそかに注目を集めているそうです。
こうなると実物が見たくなり、東松山にある埼玉県こども自然動物公園へ。
こちらはハダカデバネズミを日本で最初に展示公開した動物園。説明ボードも詳しく、楽しいクイズが付いているなど、ちからいっぱいの愛情が注がれていました。(わきで見ていたカップルには「何これキモチワルイ~」と言われていましたが…)
ハダカデバネズミはとってもデリケート。防音された薄暗いケースの中で飼育されています。
売店では、この「ハダカデバネズミ」の本のほか、ぬいぐるみも販売していました。
ぬいぐるみを見つけ喜びいさんでレジに持っていったのは…自分だけではないと思いたいです。