【電車の中での会話】
「キングコングが絵本を出したらしいね」
「えっ? キングコングってお笑いの?」
「そう、相方のなんて名前だったかなあ」
「書名はドクター…」
なんていうときに、
TRCの図書館専用ポータルサイト「TOOLi」を使っていただければ、
キーワード検索欄に「キングコング」と入力するだけで
「Dr.インクの星空キネマ」の本のデータを確認することが出来ます。
という手前味噌的なお話はさておき、
帯をとったら、お笑いの人の絵本とはわかりませんね。
やはり、内容からも、お笑いのイメージを持たせたくなかったのかなと思いました。
日々、データを作成していますと、
この本、誰の著作?と思うこともしばしば…。
明治時代に刊行された図書には、こんな記述もありました。
1. 亜歴山嗹維馬
2. 西基斯比亜
3. 亜当斯密
4. 査爾斯駝韻
当時の人は、普通に読めたのかもしれませんが、
今となっては目が点になりそうです。
実はこの方
1. アレクサンドル/デュマ
2. シェークスピア
3. アダム/スミス
4. チャールズ/ダーウィン
でした。皆さんおわかりでしょうか?
データ部では、新刊ばかりでなく
図書館からお預かりした本のデータも作成しているので、
古い本もたくさんあり、その著者の典拠ファイルも作成しています。
本は古くとも、自分の中では新たな発見が…。
そんな本に出会うと、一日気分が晴れやかになり、
明日への活力につながります。